一般的なダムの構造(栗山ダム)
ダム全景
ダム幅540m、高さ約30mと、
ダム本体は二風谷ダムとほぼ同じ大きさです。
ダム正面
中央の小さな穴が、洪水調整と日常の
放流に用いられるコンジットゲートです。
洪水調整の際には、ゲートを一定で固定します。
(通常の洪水調整の場合)
堤体上部に並ぶ長方形の穴は、
想定を越えた洪水の際に、
ダムの安全のため、
流入した洪水をそのまま下流に流す
非常用放流口(クレスト越流部)です。
クレスト部から放流される場合には、
ダム放流量は、下流の安全な流量を
上回ることになります。
クレスト下部流路工
ダム上部に設けられたクレスト越流部の下には
流路工が設置され、
流れ出した洪水を下流に導きます。
クレストからではなく、
ダム堤体の上から溢れさせた場合(堤頂越流)、
下には「受け」がありません。
(堤頂越流はダム設計上想定されていない)
貯水池側から
クレスト越流部の底辺が、
洪水調節に用いる「サーチャージ水位」
(洪水時満水位)です。
この上の部分は、ダムの安全のための
余裕高ということになります。
栗山ダム諸量
堤高/堤頂長/堤体積 31.9m/540m/174千m3
流域面積/湛水面積 15.2Km2/0.41km2
総貯水容量/有効貯水容量 3200千m3/2700千m3
計画洪水流量 170m3/s→21m3/s(N=1/50)
設計洪水流量290m3/s